「ホームページを作ったのに、全然アクセスが来ない」「問い合わせが増えない」——そんな悩みを抱えている方は少なくありません。ホームページからの集客は、一度公開すれば自動的に成果が出るものではなく、正しい手順と状況に合った施策の組み合わせが欠かせません。
本記事では、今の自分がどこにいるのかを把握し、次に何をすべきかがわかる「ロードマップ形式」で、ホームページ集客の全体像をわかりやすく解説します。集客できない原因、状況別の優先アクション、SEO・MEO・広告など主要施策の選び方、成功のコツまで網羅しているので、HP公開直後の方から運用中の方まで参考にしてください。なお、Web集客の方法を網羅的に知りたい方は「Web集客とは?初心者でもわかる仕組みと方法15選」もあわせてご覧ください。
なお、SEOをはじめとする検索エンジン対策は、すぐに結果が出る施策ではありません。最低1年は続ける前提で、中長期の集客基盤として取り組むことが重要です。
ホームページ集客とは?基礎知識と集客できる仕組み
ホームページ集客の定義と目的
ホームページ集客とは、自社のホームページに見込み顧客を呼び込み、問い合わせ・購入・予約などの成果(コンバージョン)につなげるための取り組み全体を指します。
「ホームページを作れば自然と人が集まる」という認識は大きな誤解です。検索エンジンへの登録だけでは、数千万件以上の競合サイトの中に埋もれてしまいます。意図的な集客施策を継続して行うことで、はじめてホームページが「営業ツール」として機能し始めます。
集客で得られる4つのメリット
ホームページを活用した集客には、他のマーケティング手法にはない独自のメリットがあります。
- 24時間365日、休まず見込み顧客にアプローチできる
- 認知拡大と信頼の構築を同時に行える
- SNSや広告との相乗効果が期待できる
- 長期的に見て広告費を削減できる(SEOが定着すれば)
集客の流れ(認知→興味関心→比較検討→来店・問合せ)

ホームページ集客は4つのステップで成り立っています。「集客」だけに注力して後半の設計を怠ると、アクセスがあっても問い合わせにつながりません。各ステップを意識して設計することが重要です。
STEP01・02の「認知→興味関心」は口コミ・SNS・MEO・SEOが担い、STEP03・04の「比較検討→来店・問合せ」はホームページが中心的な役割を果たします。集客と導線はセットで設計することが成果につながります。
ホームページで集客できない7つの原因

まず現状の問題点を把握することが、改善への第一歩です。以下の7つに心当たりがないかチェックしてみてください。
1. ターゲット(ペルソナ)が定まっていない
「誰に届けたいか」が曖昧なままでは、コンテンツも訴求もすべて中途半端になります。年齢・職業・悩み・検索キーワードを具体的にイメージしたペルソナ設定が出発点です。
2. SEO対策が不十分
検索エンジンに評価されていなければ、どれだけ優れたコンテンツでも見つけてもらえません。キーワード選定、タイトル・メタ情報の最適化、内部リンク構造、ページ表示速度など、技術面と内容面の両方の対策が必要です。
3. コンテンツの質・量が不足
ユーザーの悩みや疑問に答えるコンテンツが不足していると、検索エンジンからの評価も低くなり、訪問者もすぐに離脱します。独自性・専門性・信頼性(E-E-A-T)を意識したコンテンツ作成が求められます。
4. サイト設計・導線が悪い
ページのデザインや構造が複雑で、ユーザーが目的の情報にたどり着けない場合、離脱率が高まります。問い合わせボタンの位置、ページの読み込み速度、スマートフォン対応(レスポンシブ)なども重要な要素です。
5. SNSや広告など流入経路が少ない
検索エンジンだけに頼っていると、アルゴリズムの変動でアクセスが一気に落ちるリスクがあります。SNS・広告・メルマガ・口コミなど、複数の流入経路を持つことがリスク分散にもなります。
6. 更新・運用が止まっている
公開後に更新が止まったホームページは、Googleがクロールを訪れる頻度が低下し、新しいコンテンツとして評価される機会が減る傾向があります(※更新頻度そのものはGoogleの公式ランキング要因ではありませんが、クロール頻度への影響として広く知られています)。「情報の鮮度」を保つ継続的な更新・運用体制を整えることが長期的な集客につながります。
7. 効果測定・改善をしていない
Googleアナリティクスなどでアクセス状況を把握せず、感覚で運用していると改善のPDCAが回せません。月次で流入数・直帰率・コンバージョン率などの指標を確認する習慣をつけましょう。
【状況別ロードマップ】まず何から始めるか

「すべての施策をやろう」とすると、リソースが分散して何も成果が出ません。まず「自分が今どのパターンにいるか」を確認し、優先施策を絞りましょう。
パターンA:作ったばかりでアクセスがほぼゼロ
今の状況:公開から数か月以内。月間アクセス数が数十件以下。
優先アクション(順番通りに実施):
- Googleビジネスプロフィール(MEO)に登録する。店舗・事務所がある場合は優先的に取り組むことをおすすめします。
- SNSで情報発信を開始する(Instagram・X・Facebookなど、ターゲットが集まるSNSを選び週複数回を目安に投稿。頻度は業種・フォロワー数・コンテンツ量に合わせて調整)。
- SEOを意識した記事を月2〜4本書く。「地域名+サービス名」「悩み+解決策」などのキーワードで継続執筆する。
- リスティング広告で即効性を補う(予算が許す場合は月3〜5万円からテスト運用)。
パターンB:数か月運用しているが伸びない
今の状況:月間アクセス数は数百件あるが、ここ数か月横ばい。
- Googleサーチコンソールで検索順位が11〜20位(2ページ目)にあるページを洗い出す。
- 古い情報の更新、見出し構成の改善、競合記事と比較して情報量を補強する(リライト)。
- 関連記事同士をリンクでつなぎ内部リンクを整備する。
- サーチコンソールのCTRデータをもとに、クリック率が低いページのタイトル・メタディスクリプションを改善する。
パターンC:アクセスはあるが問い合わせにつながらない
今の状況:月間アクセス数は1,000件以上あるが、問い合わせが月0〜2件程度。
- 問い合わせボタンの位置を確認。ページ下部だけでなく、ファーストビューにもCTAを設置する。
- 実績・事例・お客様の声・料金表など、信頼性を高めるコンテンツを追加する。
- コンバージョンを目的としたランディングページ(LP)を作成する。LPとは問い合わせや予約など1つの行動に特化したページで、WordPressの固定ページやSTUDIO・ペライチ等のLPツールで制作できます。
- 入力項目を最小限(名前・メール・相談内容のみ)にし、LINEや電話など複数の問い合わせ手段を用意する。
ホームページ集客の改善事例(業種別)

以下は、ホームページ集客の施策によくある改善パターンを業種別にまとめた事例です。「自分と似た状況だ」と感じた方は、参考にしてみてください。
事例①
士業事務所(司法書士・行政書士など)|HP改善+MEO対策
- ホームページが10年以上前のまま。スマートフォンで見ると文字が小さくレイアウトが崩れる
- 「地域名+業種名」で検索しても自社サイトが2〜3ページ目以降にしか出てこない
- 新規の問い合わせはほぼ紹介頼み。HPからの集客はゼロに近い状態
- スマートフォン対応・問い合わせ導線を整備したHP改善を実施
- Googleビジネスプロフィールを最適化し、MEO対策に着手
- 施策開始から約3か月でGoogleマップの表示順位が上昇。地域検索経由の問い合わせが月0件から複数件に改善
- 「紹介がなくても問い合わせが来るようになった」という変化が生まれた
- MEO対策は自社対応(Googleビジネスプロフィールの整備)から始められるため、初期費用を抑えながら取り組める
- HP単体の集客力は低くても、MEOと組み合わせることでGoogleマップ→HPへの流入導線が生まれ、検索で見つけてもらえる状態になった
事例②
店舗型サービス業(美容・エステ・サロン系)|MEO対策+HP予約導線の改善
- InstagramのフォロワーはいるがGoogle経由の新規集客がほぼない
- Googleマップの口コミが少なく、競合店舗に比べて表示順位が低い
- HPはあるが予約ボタンが見つけにくく、問い合わせフォームの入力項目が多すぎて離脱率が高い
- Googleビジネスプロフィールの写真・カテゴリ・営業情報を整備し、口コミ獲得の仕組みを構築
- HPのファーストビューに予約ボタンを設置し、入力項目を名前・連絡先・希望メニューの3項目に絞ったフォームに変更
- 公開後3〜6か月で「地域名+業種」検索からの流入が発生。Google経由の新規予約が月に複数件コンスタントに入るようになった
- 「Instagramを見て来た」に加えて「Googleで見つけた」という新規顧客が増えた
- SNSで認知はできていても、GoogleマップとHPの予約導線が弱いと集客につながらない。MEO整備+HP導線改善はセットで取り組むことで効果が出やすい
事例③
地域密着の専門サービス業(整骨院・クリニック・整体など)|ローカルSEO+口コミ施策
- HP公開から数年が経過し、コンテンツが更新されないまま放置されている
- 「地域名+業種名」で検索すると競合他院が上位を占めており、自院は圏外
- 口コミ数が少なく、Googleマップでも存在感が薄い
- 「地域名+症状名」「地域名+業種名」のキーワードに沿ったコンテンツを継続的に追加
- 来院患者への口コミ依頼の仕組みを整備し、Googleビジネスプロフィールの口コミ数を増加
- 継続実施(約6〜12か月)で対象キーワードが検索1ページ目に浮上。口コミ数の増加とともに新規来院の「きっかけ」にGoogleマップ・HPが加わった
- HP公開後に放置していても、コンテンツの追加と口コミ施策を組み合わせることで検索評価は回復できる。「今さら遅い」ということはない。SEOの効果が出るまでの期間はリスティング広告と並行させることで、集客を途切れさせずに運用できる
ホームページ集客で使う主な施策

集客方法は多数ありますが、ホームページを軸にした集客では特に以下の4施策が中心になります。各施策の詳細・費用・全15手法の比較は「Web集客とは?初心者でもわかる仕組みと方法15選」」で網羅的に解説しています。
| 施策 | 役割 | 即効性 | 向いている状況 | 最初の一歩 |
|---|---|---|---|---|
| SEO(コンテンツSEO) | 検索エンジンからの継続的な流入を獲得。HP集客の中長期的な柱 | 低(4か月〜1年以上) | 長期の集客基盤を作りたい | ラッコキーワードでKWを10個リストアップし、月2本の記事執筆から始める |
| MEO(Googleビジネスプロフィール) | 地域検索・Googleマップからの来店・問合せを獲得 | 中(1〜4週間〜) | 実店舗・事務所がある | Googleビジネスプロフィールに登録し、写真10枚・営業時間・カテゴリを正確に設定する |
| リスティング広告 | 「今すぐ問い合わせたい」層に即日リーチ。HPへの誘導を即効で補う | 高(即日〜) | すぐに問い合わせを増やしたい | Google広告アカウントを作成し、自社サービス名+地域名のキーワードから月3〜5万円でテスト配信する |
| SNS運用 | 認知拡大とHPへの流入作り。ブランド信頼の構築にも有効 | 低〜中(3か月〜) | ファン・フォロワーを育てたい | ターゲット層が多いSNSを1つ選び、週複数回・3か月間継続投稿を目標に始める |
関連記事:Web集客の方法を網羅的に知りたい方へ
SEO・MEO・SNS・広告・メールマーケティングなど全15手法の特徴・費用・即効性を比較解説しています。
自社に合った集客方法の選び方【3つの基準】
施策を正しく選ぶには「どの手法が流行っているか」ではなく、「今すぐ必要か」「予算はいくらか」「どの業種か」の3軸から逆算することが重要です。
1. 「期間」で選ぶ:即効性 vs 中長期
「いつまでに成果が必要か」によって、最優先で取り組む施策が変わります。急ぎの集客には広告、長期的な資産形成にはSEO・SNSを選ぶのが基本の考え方です。
| 目的・時間軸 | おすすめ施策と理由 |
|---|---|
| 今すぐ問い合わせを増やしたい(〜3か月) | リスティング広告・MEO→ HPに誘導する即効性が高く、予算コントロールもしやすい |
| 数か月〜1年で安定した流入を育てたい | SEO・コンテンツSEO・SNS運用→ HP内のコンテンツが資産として蓄積し、広告費ゼロで継続的に集客できる |
| 1年以上先を見据えた集客基盤を作りたい | オウンドメディア・YouTube・メルマガリスト構築→ 競合が追いつきにくい深い信頼資産を形成。HPとの連携で長期CV導線を構築 |
2. 「費用」で選ぶ:予算に応じた組み合わせ
月額予算を先に決め、その枠内で最大の成果が出る組み合わせを選びます。まず無料施策で土台を作り、成果を確認してから有料施策に拡大するのが最小リスクの進め方です。
| 月額予算 | おすすめの組み合わせと理由 |
|---|---|
| 月額0〜3万円(ほぼ人件費のみ) | MEO+SNS運用+SEOブログ記事→ 無料でできるHP流入の土台を整備。継続できる量からスタートする |
| 月額3〜10万円 | 上記+リスティング広告(月3〜5万円でテスト)→ 広告で即効性を補いながらSEOを育てる。HP集客の基本的な二本柱 |
| 月額10〜30万円 | 上記+SNS広告+コンテンツSEO強化(外注)→ 認知拡大と検索流入を同時に伸ばす。HP経由のCVが安定し始める段階 |
| 月額30万円以上 | 全施策を並行+LP制作+専門家への外注→ HP・LP・広告・SEOを一体で運用。専門家に任せて最大化を狙う |
3. 「商材・業種」で選ぶ
業種によって「どこで検索されるか」「どう比較されるか」が異なるため、HPへの流入経路も変わります。自社のターゲットがどう動くかを起点に施策を選びましょう。
| 業種・商材 | 優先施策と理由 |
|---|---|
| 店舗型(飲食・美容・クリニックなど) | MEO > SNS運用 > リスティング広告→「地域名+業種」検索でHPより先にGoogleマップが表示されるため、MEOが最優先 |
| BtoB・士業・コンサル | SEO・ブログ > リスティング広告 > メールマーケティング→ 比較検討期間が長くHP内の専門コンテンツで信頼を積むことがCV率向上の鍵 |
| EC・ネット通販 | リスティング広告 > SNS広告 > リターゲティング広告→ 購買意欲の高い顕在層をHPに直接誘導し、離脱ユーザーを広告で再アプローチ |
| リフォーム・建設・住宅 | リスティング広告 > MEO > ポータルサイト掲載→ 高単価・検討期間が長い業種はHPの施工事例ページを充実させることが信頼獲得の決め手 |
ホームページ集客にかかる費用の目安

ホームページを軸とした集客施策にかかる費用目安です。SEO・MEO・HP制作費を中心に整理しています。
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| ホームページ制作(新規) | 10〜100万円程度(規模・機能による) |
| コンテンツSEO記事制作(外注) | 1本あたり1.5〜5万円 |
| SEO支援・コンサル(外注) | 月額10〜50万円(中小企業向け中心帯) |
| MEO対策(外注) | 月額2〜10万円 |
| リスティング広告(広告費のみ) | 月額3〜50万円(業種・規模による) |
| SNS運用代行 | 月額5〜20万円 |
| 自社対応(SEO・MEO・SNS) | 人件費のみ(ツール費0〜数万円) |
予算が限られている場合は、①Googleビジネスプロフィール整備(無料)→②GA4・Search Console設定(無料)→③SEO記事を月2〜4本(人件費のみ)の順で始めるのが最小リスクです。広告費の全手法相場は以下の記事をご覧ください。
関連記事:Web集客の方法を網羅的に知りたい方へ
SEO・MEO・SNS・広告・メールマーケティングなど全15手法の特徴・費用・即効性を比較解説しています。
8. ホームページ集客の効果が出るまでの期間|4段階の成果定義

「いつ頃から効果が出るか」は、ホームページ集客で最も多くいただく質問のひとつです。Googleは公式ドキュメント「SEO業者の利用を検討する」の中で「変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は4か月から1年かかります」と明記しています。※あくまで目安であり、競合環境やサイトの状態によって異なります。
(出典)Google検索セントラル / SEO 業者の利用を検討する
SEOの成果は段階的に現れます。以下の4段階を目安に、腰を据えて取り組むことが重要です。
| 段階 | 期間の目安 | 成果の内容 |
|---|---|---|
| ① 表示回数の変化 | 2〜3か月〜 | 検索結果への露出が増え始める。まだクリックには至らないことが多い。 |
| ② アクセスの変化 | 3〜6か月〜 | 検索順位が上昇し、オーガニック流入が増加し始める。 |
| ③ 問い合わせの変化 | 6か月〜1年〜 | 流入が安定し、問い合わせ・予約などのコンバージョンが発生し始める。 |
| ④ 売上への貢献 | 1〜2年以上〜 | 集客基盤が確立され、継続的な売上貢献が期待できる段階。 |
「〇か月で必ず成果が出る」という保証はなく、競合・キーワード難易度・更新頻度・サイト設計など多くの要因が絡み合います。新規ドメインの場合は1〜2年単位の長期視点が必要なこともあります。即効性が必要な場面ではリスティング広告との使い分けが効果的です(SEOを否定するのではなく、中長期の集客基盤として並行させます)。
集客を成功させる7つのコツ
コツ①:ペルソナ・ターゲットを明確にする
「誰に」「何を」伝えるかが曖昧なまま施策を進めても、成果は出ません。「35歳・女性・都内在住・育児中・美容に関心あり」のように、具体的な人物像を描いてすべての施策の軸にしましょう。
コツ②:高品質なコンテンツを継続発信する
Googleはコンテンツの専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を重視しています。「誰が書いたか」「実体験があるか」「根拠はあるか」を意識した、他では読めないオリジナルコンテンツを作りましょう。
コツ③:UXを意識したサイト設計にする
ユーザーが「1クリックで欲しい情報にたどり着ける」構造が理想です。スマートフォン対応、ページ表示速度の改善、直感的なナビゲーション設計は必須です。まずGoogleの無料ツール「PageSpeed Insights」でサイトの表示速度を計測し、スコアが低い場合は画像の圧縮・キャッシュ設定の見直しから対処するのが現実的な第一歩です。
コツ④:流入経路を複数持つ
SEOだけ、SNSだけ、広告だけに依存するのは危険です。複数チャネルを組み合わせることで、アルゴリズム変更や広告費の変動に左右されない安定した集客が実現します。
コツ⑤:CTAボタンと導線を最適化する
「無料相談する」「資料をダウンロードする」など、明確で行動しやすいCTAをページの適切な場所に設置しましょう。ファーストビューとページ下部の両方に設置するのが基本です。
コツ⑥:アクセス解析で定期的に改善する
感覚ではなく数値を根拠に動くことが、集客改善の大前提です。GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの2つを月1回確認するだけで、「どのページが弱いか」「どこから来ているか」「なぜ問い合わせにつながらないか」がわかります。
コツ⑦:PDCAサイクルを粘り強く回す
ホームページ集客は「一度やれば終わり」ではありません。施策を実行し、結果を測定し、改善策を検討して次の施策に活かす。このPDCAを継続的に回すことで、半年〜1年後に大きな差が生まれます。
業種別:ホームページ集客の優先施策と注意点
集客に使うべき施策は業種によって異なります。以下の代表的な業種別パターンを参考にしてください。
美容室・サロン
成功パターン:MEO強化+Instagram運用+ホットペッパー連携
注意点:施術メニューや料金の最新情報が掲載されていないと、問い合わせに至らないことがあります。
工務店・リフォーム会社
成功パターン:リスティング広告+SEO(施工事例ページ強化)+ポータルサイト掲載
注意点:「ビフォーアフター」「費用の目安」など具体的な情報が信頼感の決め手になります。
歯科医院・クリニック
成功パターン:MEO強化+SEO(症状・治療名キーワード)+Q&Aコンテンツ充実
注意点:医療広告ガイドラインの制約があるため、「○○が治る」などの誇大表現はNGです。
不動産会社
成功パターン:SEO(地域×物件種別)+リスティング広告+ポータルサイト(SUUMO・HOME’S等)
注意点:自社サイトへの誘導率を高めることで、媒体手数料を削減しながら問い合わせを増やせます。
飲食店・カフェ
成功パターン:MEO(必須)+Instagram・TikTok運用+食べログ・ぐるなび掲載
注意点:飲食店は「今すぐ行く場所を探している」ユーザーが多いため、Googleマップでの表示がダイレクトに来店につながります。
Googleアナリティクス・サーチコンソールで集客を改善する方法
「施策を実行しているが成果が出ているかわからない」という状態では、PDCAが回せません。無料で使える2つのツールを活用することで、改善のヒントを数値で把握できます。
Googleアナリティクス4(GA4)で見るべき4指標
月1回、以下の4つの指標を確認する習慣をつけましょう。
- セッション数の推移:先月比で増減を確認。減少時は原因特定(SEO順位低下・広告停止等)が必要。
- 流入チャネル別の割合:Organic/Paid/Social/Directの割合を把握し、偏りすぎていないかリスク確認。
- コンバージョン率(CVR):BtoB問い合わせ0.5〜1.5%、BtoC購入1〜3%程度が目安(業種・CVポイントにより大きく異なる。参考:各種Webマーケティング調査)。
- 直帰率・エンゲージメント率:1ページだけ見て離脱率が高い場合、「期待した情報がなかった」可能性あり。
Googleサーチコンソールで見るべき3つのチェックポイント
- 「検索パフォーマンス」で流入キーワードを確認:CTRが低いキーワードはタイトル・メタディスクリプションの改善で流入増が期待できる。
- 「順位11〜20位」のキーワードを狙う:2ページ目のキーワードはリライトによって改善が見込みやすい。
- 「カバレッジ」でインデックスエラーを確認:エラー修正でSEO評価が回復するケースがある。
月次チェックリスト(所要時間:30分)
- GA4でセッション数の前月比を確認
- 流入チャネルの割合に大きな変化がないか確認
- コンバージョン数・CVRの確認
- サーチコンソールで11〜20位キーワードを抽出
- 直帰率が高いページのCTA・コンテンツを見直す
- 改善施策を1つ決めて翌月実施する
よくある質問(FAQ)
- 集客効果が出るまでどのくらいかかりますか?
-
施策によって大きく異なります。MEOやリスティング広告は数日〜数週間で変化が見えてくることがあります。
一方、SEO・ブログ(コンテンツSEO)はGoogleが公式ドキュメント「SEO業者の利用を検討する」の中で「変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は4か月から1年かかります」と明記しており、競合の状況やサイトの歴史・コンテンツの質によってはさらに長くなるケースも少なくありません。
- ホームページ集客にかかる費用の相場はどのくらいですか?
-
施策によって大きく異なります。MEO・SNS運用:無料〜数万円/月、コンテンツSEO(記事制作外注):1本1.5〜5万円、リスティング広告:月3〜50万円(広告費のみ)、専門家への依頼:月10〜100万円程度。
- 自分でできるホームページ集客はありますか?
-
はい。MEOへの登録・SNS運用・ブログ記事の執筆は、専門知識がなくても始められます。まずGoogleビジネスプロフィールへの登録と、週1〜2本のブログ更新から試してみてください。
- SNSとホームページはどちらを優先すべきですか?
-
役割が異なるため、どちらかを捨てるのではなく「SNSで認知してホームページでコンバージョン」という連携設計が理想です。まずホームページの集客導線を整え、SNSでそこへの流入を作る順番が効果的です。
- 小規模・個人事業主でも集客SEOはできますか?
-
できます。むしろ大手が手薄になりがちな「地域名+業種」のロングテールキーワードは、小規模・個人事業主が上位表示を狙いやすい領域です。明石市・神戸市周辺エリアなど地域を絞ったSEOは、費用対効果が高い手法です。
- SEOとリスティング広告、どちらを先にやるべきですか?
-
即効性を重視するならリスティング広告、長期的な資産形成を重視するならSEOです。ただし最も効果的なのは「広告で短期の問い合わせを確保しながら、並行してSEOを育てる」戦略です。SEOが定着すれば広告依存を減らしていけます。
まとめ|ホームページ集客を成功させるために、今日できること

ホームページ制作の相場は、依頼先・規模・目的によって大きく異なります。「安ければいい」わけでも「高ければいい」わけでもなく、目的・予算・アフターフォローのバランスで最適な依頼先を選ぶことが、長期的に成果につながる近道です。
また、ホームページは「作って終わり」ではありません。公開後の維持費・運用・集客施策まで含めて計画することが、投資対効果を最大化するポイントです。
集客成功のための3つのポイント
- 状況(パターンA/B/C)を確認し、今やるべき施策を1〜2つに絞る
- 無料施策(SEO・MEO・SNS)で中長期の資産を作りながら、有料施策(広告)で即効性を補う
- 月次のアクセス解析でPDCAを回し、最低1年は継続する前提で取り組む
今日からできる最初の一歩
Googleサーチコンソール・Googleアナリティクス4を設定し、今のサイトの状態を数値で把握する(無料)。
Googleビジネスプロフィール(MEO)を登録・最適化する。店舗・事務所がある場合は最優先で取り組む(無料)。
ホームページ集客に「魔法の施策」はありませんが、正しい順番で粘り強く実行し続けることで、必ず成果につながりやすくなります。本記事のロードマップを参考に、今日から一歩踏み出してみてください。
mittsun.comでも無料相談を承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。
お話しできるのを楽しみにしております。

サービス紹介
ホームページ制作(+撮影対応)
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・プロのカメラマンが撮影した素材を使い、見た人に安心感を/contact/与えるビジュアルを設計。
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プロフィール

mittsun.com 代表 山本 通泰
兵庫県明石市在住。甲南大学経済学部卒業。
大手焼肉チェーン店・大手通信キャリアにて接客販売を約10年経験し、8,000人以上の顧客対応を行う。
コロナ禍をきっかけにWEB業界へ転身。これまでに50社以上の中小企業・店舗のホームページ制作およびGoogleマップ集客を支援。
地域密着ビジネスに特化したローカルSEOを専門とし、集客につながる導線設計と成果重視のホームページ制作を強みとしている。
専門分野
・ローカルSEO(Googleマップ対策/MEO)
・ホームページ制作(設計・制作・改善)
・店舗・地域ビジネスの集客導線設計・改善

